収集の基本方針

  1. 岡倉天心とその周辺の作家及び作品
  2. 福井にゆかりのある作品
  3. 国の内外、時代を問わず優れた作品
福井県立美術館では、1977年(昭和52)の開館以来、三つの基本方針を設けて収集してきました。
1.近代日本におけるもっとも重要な美術指導者・岡倉天心の両親が福井出身であった関係から、初期院展を中心とした天心ゆかりの画家たちの作品。
2.福井にゆかりのある作品としては個性的な画風で知られる江戸時代初期の絵師・岩佐又兵衛、越前の戦国大名朝倉氏に仕えた曽我派、近代美術運動の
    いただいており、草分け的存在の「北荘・北美」美術運動関係作家の作品。のみならず国内でも高い評価を貸出を通して当館の展示だけではなく、
    全国各地の展覧会でもご覧になることができます。今後も、県民の皆さまがより多くの美術に親しむことができるよう、さらなるコレクションの拡充を
    目指します。
3. 時代や国内外を問わず、優れた作品の収集も行っています。総数およそ3400点(寄託品を除く)を超えるコレクションは、地域のみならず国内でも高い評価
    をいただいており、貸出を通して当館の展示だけではなく、全国各地の展覧会でもご覧になることができます。今後も、県民の皆さまがより多くの美術に
    親しむことができるよう、さらなるコレクションの拡充を目指します。