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冨田溪仙書簡 サロン・ドートンヌに和紙に描いた日本画を出品 112‐12

冨田渓仙作家解説
1879/12/9(明治12年12月9日)-1936/7/6(昭和11年7月6日)
トミタケイセン
Keisen TOMITA

C-38-436
冨田溪仙書簡 サロン・ドートンヌに和紙に描いた日本画を出品 112‐12
英語 Letter from Keisen TOMITA (1879-1936)

岩野平三郎和紙関係資料

制作年:大正12年6月13日
サイズ:折紙24.8×6.8 封筒21.2×8.2
技 法:紙本墨書
材 質:紙 墨
形 状:折紙4 封筒1

平成27年度 岩野平三郎 寄贈

拝啓
愈々御清祥奉賀候
此間より又々御試紙御送
附被下奉多謝候未た
試験ハ致し居ら春候得共
妙味ある紙質と相楽み
罷在候
此度佛蘭西巴里尓て
サロンズオ(ママ)トンヌと云ふ
尤も權威ある會から日本畫
の出品を申來ましたので
貴製の紙尓(前(々)頂戴)牛
及鬼子母神等を描き
六月三日の舩で出送致
しま志た 在巴里尓ハ幾人
かの私の知友かありま春から
額渕(訂正)椽装飾等も佛
蘭西の古着尓て致春と
申居候本年十月頃開
會の由でごさいま春
日本紙の特徴あるものを西
洋尓此際宜傅春るの好機
と思ひま春尤も畫紙尓日本
紙を描て出品春るのハ初めて位
で春近々御入洛の由二十日
頃から本月末頃までハ
東の方へ旅行致し一寸勝
手ニ東京へ一二日在りま
春 廿日までハ在宅致し
て居りま春から御承
知置被下度候
      冨田溪
岩野様
尚二枚合せの紙ハ私尓〈訂正〉一〈訂正〉向〈訂正〉尓ハ向き
ませぬが
(下欄に横書)
二ツニ離して使用春ると又面白い
(下欄の末尾より逆に記録)
で春裏打のある為めニ畫が堅くな
るので